ONTAP Tools for VMware vSphere:「How to troubleshoot communication issues with OTV」を参照してください
環境
- ONTAP®9 Virtual Storage Console(VSC)
- VMware vSphere(OTV)向けONTAPツール9.x
- VMware vCenter Server Appliance(vCSA)6.x
説明
この資料では、Virtual Storage Console(VSC)とvCenter Server Appliance(vCSA)間の通信の問題のトラブルシューティングプロセスについて説明します。この手順には、VMwareのvCenter HTML5クライアント向けの手順が記載されています。
VSCの コンポーネント(ストレージシステムとvCSAなど)間の通信には、デフォルトで指定のポートが使用されます。ファイアウォールを有効にしている場合は、例外を許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。
VSCで使用されるデフォルトの双方向TCPポートは次のとおりです。
デフォルトのポート番号 | 説明 |
---|---|
9083 | 有効にすると、VASA ProviderとStorage Replication Adapter(SRA)の両方がこのポートを使用して vCenter Serverと通信します。このポートはTCP/IP設定を取得する場合にも必要です。 |
443 |
クレデンシャルの設定方法によっては、VMware vCenter Server とストレージシステムがこのポートでセキュアな通信をリスンします。 |
8143 | VSCがこのポートでセキュアな通信をリスンします。 |
7 | VSCはONTAPにエコー要求を送信して到達できるかどうかを確認します。この処理はストレージシステムを追加する場合にのみ必要で、あとで無効にすることができます。 |
8443 | OTV 9.12以降、vCenter Remote Pluginサービスとの通信に使用 |
VSCのvCSAへの登録で問題が発生した場合( [登録]ページでサーバエラーが [1] 表示されるなど)、https://vsc_ip:8143/Register.htmlまたは...たあとにメンテナンスシェルで Virtual Storage Consoleが実行されているが登録されていないこと が表示される場合は、2つのコンポーネント間の通信をテストする